「BreakingDown(ブレイキングダウン=BD)10」が23日、さいたまスーパーアリーナ、コミュニティアリーナで行われ、ごぼうの党の奥野卓志代表とバン仲村が対戦。KO負けした奥野氏がタンカで運ばれる結末となりました。
奥野卓志の躍進
BD9で、〝所沢のタイソン〟こと久保広海にKO勝ちし、学生時代に〝吉祥寺の太尊〟と称されるほどの実力を見せつけた奥野氏に対し、仲村は負ければ、BDからの引退をかけての一戦でした。奥野氏は負ければ1000万円を差し出すと自信をのぞかせていました。
とはいえ、ケンカバトルロワイヤルやBDでその名を轟かせた仲村と奥野氏の実力差は明白でした。ゴングが鳴るや、奥野氏は防戦一方でした。わずか27秒でカウンターを食らい、ダウンを奪われ、残り11秒で足元から崩れ落ちました。じん帯を痛めた可能性が高く、自力で立ち上がることができずにタンカでリングを後にしました。
引退回避、仲村はBD続行
仲村は「奥野さんありがとうございました」と勝負を受けた奥野氏に感謝しつつ、「46(歳)のおっさんなんで、あんまり目立つことはないがみんなに大切なものを気付いてもらえるような活動をこれからは続けたいと思います」と引退回避を宣言しました。そのため、まだまだBDに出場することになるようです。
東スポWEB
Source: 日本ニュース24時間