フィンランド政府はロシアを経由して流入する亡命希望者を阻止するため、ロシアとの国境にある全ての検問所を一時的に閉鎖すると発表しました。この措置は、11月30日から12月13日までの2週間にわたります。
最近、フィンランドでは中東やアフリカ出身者らによる不法越境が急増しています。フィンランドのオルポ首相は記者会見で、ロシアの影響が背後にあると指摘し、「我々はこれ以上受け入れることはできない」と述べました。フィンランド政府は既に11月24日までに全ての検問所を閉鎖していましたが、この措置によって一層の流入を防ぐことが期待されます。
ロシアからフィンランドには、今月だけでもケニアやモロッコ、パキスタン、シリアなどの約900人が亡命を求めて越境したと報道されています。
この措置によって、フィンランドはロシア国境でのコントロールを強化することを目指しています。フィンランド政府は物流に関する措置は除外しており、経済活動に与える影響を最小限にするよう配慮しています。
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