台風１０号「油断せず命守る行動を」　官房長官

　菅（すが）義偉（よしひで）官房長官は１５日午前の記者会見で、台風１０号による強風などで負傷者が出ているとして警戒を呼びかけた。「記録的な大雨、暴風、高潮などの恐れがあることから、不要不急の外出を控えるとともに、自治体の避難情報に基づき事前の備えを進め、早めの避難を心がけるなど油断することなく命を守る行動をとってほしい」と述べた。

　同時に「政府としては一丸となって被害状況の把握に努めるとともに、災害応急対策などに全力で取り組んでいる」とも語った。