靖国で国民集会 ご親拝や首相参拝求める声続出


主催者を代表してあいさつする「英霊にこたえる会」の寺島泰三会長=15日午前、東京都千代田区(寺河内美奈撮影)

 終戦から74年を迎えた15日、東京・九段北の靖国神社境内で「戦没者追悼中央国民集会」(英霊にこたえる会、日本会議主催)が開かれた。出席者からは天皇陛下のご親拝実現に向け、首相や閣僚の参拝の定着を求める声などが上がった。

 集会では、英霊にこたえる会の寺島泰三会長が「(ご親拝には)環境整備が必要だが、国会議員の参拝は年々低下の一途をたどっており、(安倍晋三首相も)平成25年12月に参拝された後は控えたままだ」と指摘した。そのうえで「一体誰に遠慮し、何を恐れているのか」と訴えた。

 ジャーナリストの櫻井よしこ氏は「今こそ日本を取り戻すときだ。令和の時代の一番大きな課題として、国家の基盤である憲法をきちんと改正していこう」と呼びかけた。

 集会には約1500人(主催者発表)が出席した。



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