ロシア最高裁がLGBTを過激派と認定

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ロシア最高裁判所が、LGBTなど性的マイノリティの国際的な運動に関わる人たちを「過激派」と認定しました。この決定により、ロシア領土内での活動が禁止されることが決まりました。

過激派としての認定

ロシア法務省は11月17日に「社会的、宗教的な不和を扇動する兆候がみられる」として過激派の認定を求めており、最高裁はそれに賛同しました。審理は非公開で行われ、LGBTの当事者は審理への参加が認められなかったと報じられています。

活動禁止の適用

最高裁の決定により、活動禁止は即時に適用されます。上訴がなければ、過激派組織への認定は2024年1月10日から適用される予定です。

ロシアの背景と影響

ロシアでは、同性愛などのLGBTを「伝統的な家族の価値観を破壊する西側の思想」と見なしています。ロシアは欧米の影響力を排除し、保守化を図る意図があるとされています。

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