49歳でFIREしたシングルマザーが語る、約2億円の資産を築くまでの6つのシンプルな行動(海外)

ジャッキー・カミングズ・コスキ氏は、40代半ばでFIREを目指しました。

彼女は49歳までに純資産額が130万ドル(約1億9400万円)に達し、安心して退職することができました。

この目標を達成するために、彼女は生活費を節約し、収入を増やし、投資について学びました。

FIRE(経済的自立・早期退職)を実現する人々は、通常、高収入を得るIT系の仕事や不動産投資、副業などで目標資産額を達成し、早期に退職することをイメージしますが、ジャッキー・カミングズ・コスキ氏の場合は異なりました。彼女は40代半ばでFIREを目指すことを決めました。そして5年後の2019年、49歳の時に純資産額が130万ドル(約1億9400万円)に達し、フルタイムの仕事を辞めることができました。

彼女がこの目標を達成するまでの道のりを、以下の6つのステップで振り返ってみましょう。

1. 自分のFIREに必要な額を計算する

彼女が特に効果的だと感じたのは、バランスシートの作成です。「自分の出発地点がわかっていれば、どこに向かってどう動き出せばいいのかがわかる」と彼女は語ります。彼女は現在、金融リテラシー向上に取り組んでおり、書籍『Money Letters 2 My Daughter(お金について、娘への手紙)』の著者でもあります。

彼女は2013年に自分の純資産額を確認し始めました。収入、支出、貯蓄、投資などを計算してみると、彼女の純資産額は50万ドル(約7500万円)に達していました。2014年にFIREを目指すことを決めた時点では、純資産額は60万ドル(約8900万円)近くに増えていました。

彼女は4%ルールを用いて、必要な貯金額を計算しました。4%ルールとは、リタイア後の1年目に退職資金から4%を引き出すことができるという法則です。2年目以降も(インフレ率を考慮した上で)同じ額を引き出し続けることで、退職後も資金が減ることはありません。

彼女は毎年4万ドル(約590万円)の生活費が必要であると考え、それを維持するためには100万ドル(約1億4900万円)の純資産が必要だと計算しました。簡単な計算から、彼女は投資と貯蓄を続ければ、約5年後には会社を辞めることができる状態になると分かりました。

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