ブラジル対日本サッカー女子代表試合:熱戦の末、日本が4-3で敗北

日本ニュース24時間
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ブラジルと日本のサッカー女子代表による国際親善試合が、サンパウロ市アレーナ・ネオ・キミカ(通称アレーナ・コリンチャンス)で行われました。この試合は激戦となりましたが、惜しくも日本は4-3でブラジルに敗れました。

応援メッセージ:日本人学校生徒らの寄せ書き

日本サッカー協会
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試合前には、サンパウロ日本人学校と現地英国系インターナショナルスクール(The British College of Brazil)に通う日本人生徒たちが、「必勝」とか、「がんばれ!なでしこジャパン!」など多くのメッセージを寄せ書きし、日本代表に送りました。

この寄せ書きは、当日は授業があるため参加できなかった生徒たちに代わって、清水亨在サンパウロ総領事から、公益財団法人日本サッカー協会の佐々木則夫理事に贈られました。佐々木理事は、「選手たちはブラジルの皆さんから力をもらいました。書かれているコメントを噛みしめてゲームに挑みます」とコメントしました。また、清水総領事も、「ブラジルで日伯戦を見られることは非常に稀です。素晴らしい結果が出ることを楽しみにしています」と話しました。

エキサイティングな試合展開

女子サッカー日本代表
画像提供:ラファエルさん

この試合は、すばらしいプレーとエキサイティングな展開で観客を魅了しました。特に注目されたのは、代表戦初出場でスタメンデビューを果たした17歳の若手、古賀塔子選手です。

会場には木曜日の昼下がりにも関わらず、約7千人の観客が駆け付けましたが、ほとんどがブラジルサポーターでした。日本代表のプレーにも歓声は沸かず、アウェー戦の難しさがうかがえました。

前半38分、ブラジルサポーターの声援の中、藤野あおば選手が先制点を決めると、会場には残念そうな低い唸り声が響きました。その後、焦りを見せたブラジル代表は一気に攻勢に出ました。後半には2点を失いましたが、遠藤順選手のPKと田中美南選手のゴールにより同点に追いつきました。しかし、アディショナルタイム(7分)でブラジルに決勝ゴールを許し、惜しくも敗北しました。

ファンの声

試合を観戦に訪れたラファエル・ケンジ・エンドウさん(3世、36歳)は、「僕はいつも日本代表を応援しています。今日の試合は素晴らしかったです。日本のチームは結束力が高く、以前よりも断然動きが良くなっていました」と語りました。

次回試合情報

2回目の親善試合は、3日の午前11時からモルンビ・スタジアムで行われます。チケットは既に販売されていますので、興味のある方は日本ニュース24時間の公式サイトから購入してください。価格は20〜50レアルです。

引用元:Yahoo!ニュース