ちいかわぬいぐるみ「おでこに穴」問い合わせたら… 持ち主の愛に動いた景品メーカーに「神対応」の経緯を聞いた

ぬいぐるみ

オンラインクレーンゲームで手に入れた可愛らしいちいかわぬいぐるみに、大きな額の穴が開いているのを見つけました。どうしようかと悩んでいた時、驚くべき出来事が起きたのです。愛情溢れる持ち主の思いに感動した景品メーカーが、ぬいぐるみを修理してくれることになったのです。

「もし私がこの子を返品したら、この子は捨てられるのかな?」

ある日、Xユーザーのうさぎーにょ(@runrunhappy7777)さんが、自身の体験をツイッターで共有しました。彼女は人気キャラクターシリーズ「ちいかわ」のファンで、オンラインクレーンゲームで「ハチワレ」のぬいぐるみを獲得しましたが、届いた時におでこに穴が開いていたのです。

最初は不良品かと感じた彼女は、メーカーに問い合わせると、交換が可能だという返答を受けました。しかし、彼女はどこかモヤモヤとした気持ちになりました。もしもこの子を返品すれば、捨てられてしまうのかな?傷のあるハチワレちゃんを見た時、涙が出ました。

「もう一度家族と話し合い、ご縁があってこの子も家に来たのだから、このまま受け入れようという決断に至りました。傷跡を隠すために絆創膏を貼ってみたら、結構似合っていて愛着が湧き始めました。気のせいかもしれませんが、ハチワレちゃんも嬉しそうに見えました」と彼女は語ります。

当初、彼女は写真と共に「このままお迎えすることにした」とツイッターで伝えました。メーカーからは、不備を詫びるとともに「心お優しいご家族の元へお迎え頂けてハチワレも喜んでいると思います」との連絡があり、話は終わったかのように思えました。

しかし、同日中に修理の提案が寄せられ、うさぎーにょさんは驚きました。

メーカー「お客様のぬいぐるみへの愛情に大変感銘を受けました」

ぬいぐるみは修理を終えて戻ってきたとき、破損箇所に付けていた絆創膏がビニール包装の上から張りなおされており、一緒に手紙も同封されていました。

「この度はお預かりしておりました『スポーツ刈りなハチワレ』の治療が無事終了し元気になりました。再びお迎えしていただけること嬉しく思います。治療後ですので一週間ほど安静にしていてください」という内容でした。

うさぎーにょさんは、「素敵なグッズを作っている会社は、やっぱり対応も素敵でした」「このハチワレちゃんを大切にします!!本当にありがとうございました」と喜びをツイートしました。

彼女の投稿は広まり、多くの人が感動しています。「愛を感じます。絆創膏もつけてくれてるなんて、1週間安静にってのも胸にしみます」「優しくてユーモアあって素敵ですね。心があったかくなりますね」「めちゃくちゃいい会社すぎて泣ける」との声が広がっています。

ぬいぐるみを手がけたパレード(東京都中央区)の広報担当者によると、うさぎーにょさんの返答に対して「ここまで親身に考えてくださるお客様のぬいぐるみへの愛情に大変感銘を受けました」とのことです。メーカーは不良品を受け入れることに問題を感じ、社内で検討した結果、修理を提案したのだそうです。

この話は、ぬいぐるみを修理してくれた景品メーカーの素晴らしい対応に感動し、多くの人に広まりました。愛をもって接してくれる会社に出会えたうさぎーにょさんは、今後もそのぬいぐるみを大切にし続けることでしょう。

記事ソース:https://news.yahoo.co.jp/articles/d83125680fd76de5b27ff0d486db8f32dcf05605

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