【大地震】フィリピン付近で津波注意報 多数の地域に警戒呼びかけ

Image

日本時間の12月2日午後11時56分、気象庁は津波注意報を発令しました。フィリピンのミンダナオ島付近でマグニチュード7.7の地震が発生したとの報告です。

この地震に伴い、千葉県内房、伊豆・小笠原諸島、東海地方、近畿四国太平洋沿岸、宮崎県、鹿児島県東部、宮古島・八重山地方など多くの地域に津波注意報が発令されました。

現地の皆様には直ちに海岸や川岸から離れていただくようお願いいたします。

予想される津波の高さと第1波の到達予想時刻

津波注意報が出ている宮古島・八重山地方では、最大で1メートルの高さの津波が予想され、第1波の到達予想時刻は午前1時30分です。

小笠原諸島や宮崎県でも同様に最大で1メートルの高さの津波が予想され、第1波の到達予想時刻はそれぞれ午前2時30分です。

また、伊豆諸島や三重県南部、和歌山県、徳島県、高知県などでも最大で1メートルの高さの津波が予想され、第1波の到達予想時刻は午前3時00分です。

千葉県内房や静岡県、愛知県外海でも最大で1メートルの高さの津波が予想され、第1波の到達予想時刻は午前3時30分です。

各港の詳しい到達予想は以下の通りです。

各地域の到達予想

  • 宮古島・八重山地方:1メートルの津波、第1波到達予想時刻:午前1時30分
  • 小笠原諸島:1メートルの津波、第1波到達予想時刻:午前2時30分
  • 宮崎県:1メートルの津波、第1波到達予想時刻:午前2時30分
  • その他の地域:1メートルの津波、第1波到達予想時刻:午前3時00分

なお、津波の高さは予想を上回ることもありますので、くれぐれも警戒してください。

これまでも津波は1回だけでなく、何度も襲ってきた経験があります。津波は第1波よりも第2波、第3波と高くなることもあります。たとえ数十センチの水でも、その力はものすごいものです。足をとられ、命を落とす危険性もあるため、海岸や川岸から離れてください。

津波が最も高くなるまで数時間かかることもあります。第1波の到達予想時刻を過ぎても、引き続き警戒が必要です。

また、海に出ている方はすぐに海から退避してください。決して海岸や川の様子を見に行かないでください。

津波注意報が解除されるまで、安全な場所から離れずに待機してください。

なお、気象庁は3日の午前2時から会見を行う予定です。

日本ニュース24時間では、地震や津波に関する最新情報をお伝えしています。詳細は日本ニュース24時間をご覧ください。

<参照リンク>
ソースリンク