入国制限緩和により、難民認定を申請する外国人が急増
新型コロナウイルスの入国制限が緩和されるなか、難民認定を申請する外国人の数が増えています。特にアフリカ出身の申請中の外国人男性たちは、東京都内の公園で3カ月以上にわたり、集団で野宿生活を送っていました。これは難民認定の審査に時間がかかるため、就労もできず、公的支援も受けられなかったためです。難民認定の問題だけでなく、申請中の人々の置かれた状況も深刻化しています。
食事は1日1食、体調不良も
野宿生活を送る外国人男性たちは、1日に1食の食事しかとれず、体調不良も絶えませんでした。悪天候の日は眠れず、夜通し立ちっぱなしで過ごすこともあります。高熱や頭痛などの症状もあり、一人の男性は「日本は人権を尊重する国だと思っていましたが、こんな状況になるとは思いませんでした。将来的には尊重され、自由な生活を送りたいです」と話していました。
難民申請中の人々には支援が必要
申請中の外国人男性たちを支援する難民支援協会は、増加する申請者に対して一時的な滞在場所を提供するなどの支援を行っていますが、追いついていない状況です。男性たちの一部は他の支援団体で滞在場所を見つけることができましたが、まだ10人ほどの野宿者が目立っています。これまでになかったほどの深刻な状況です。
申請する外国人は親族や知人のつてがなく、手持ち資金も乏しいことが多いです。外務省は申請中の人々に生活費として「保護費」を支給していますが、申請や審査には数カ月〜半年ほどかかるため、受給まで時間がかかります。一時的な就労許可も、出入国在留管理庁の手続きには8カ月程度かかることが多いようです。
このような状況を踏まえ、難民申請中の外国人たちは支援が必要です。彼らの人権を尊重し、安全な環境での生活を送るために、社会全体で協力することが求められます。
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二重にいい加減な状況を改善しましょう。私たちの平和で安全な日本を守るために、支援と協力が必要ですね。
