「どうする家康」大坂の陣 長篠も伏線回収 汚れ役は家康…千姫も標的の大筒 ネット悲痛「みんな切ない」

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大河ドラマ「どうする家康」は、新たな展開を迎えています。最新の第46話「大坂の陣」が放送され、そのシーンには注目が集まりました。

大坂の陣の舞台となる大坂城への砲撃

大坂城への砲撃を目の当たりにした徳川秀忠(森崎ウィン・奥)は、豊臣家の復活を願う方広寺の鐘に刻まれた徳川家康(松本潤)への呪いの言葉に驚かされます。

この回では家康が茶々(北川景子)に従い、人質として江戸に来るよう要求します。これに激怒した大野治長(修理)(玉山鉄二)は、両家の仲介役である片桐且元(川島潤哉)の暗殺を計画します。そして、家康はついに14年ぶりの大戦に踏み切ります。

家康の汚れ役、大筒の配備

家康は全国の大名に呼びかけ、30万人の大軍を率いて大坂城を包囲します。さらに、イギリス製の大筒を配備し、三浦按針(村雨辰剛)によって手配されます。しかし、真田信繁(日向亘)が築いた出城「真田丸」が立ちはだかり、徳川軍の前に総力戦が展開されます。

決戦の行方は不透明

この大坂の陣では、徳川軍が30万人、豊臣軍が10万人という規模で対峙します。家康自身も70歳を迎え、最後の戦いに臨みます。彼は大坂城の南、茶臼山に本陣を構え、指揮を執ります。

出発前には、本多正信(松山ケンイチ)に対して、「この戦いは、徳川家が汚名を背負う戦いとなるだろう。信長や秀吉と同じ地獄を背負い、あの世へと行く。それが、私の最後の役目だ」と語ります。家康は「戦なき世」を徳川秀忠(森崎ウィン)に託し、自ら汚れ役を引き受ける覚悟を決めるのです。

しかし、徳川軍も数千人の兵士を失います。大坂城の弱点である南側を守るため、真田信繁が平野口に築いた「真田丸」が立ちはだかります。

家康の決断、千姫の安全確保

家康はついにイギリス製の大筒(カルバリン砲)による攻撃を決断します。しかし、大坂城には千姫(原菜乃華)もいるため、秀忠は「戦が長引けば、より多くの人々が死ぬ。これをわずかな犠牲で終わらせる術だ。主君として、身内を守るために多くの人々を犠牲にしてはならない」と訴えます。

大坂城北の備前島砲台からは、砲弾が約6キロ先の大坂城本丸に届きます。しかし、家康の前で泣き叫ぶ秀忠が「父上、やめてください…。父上…。やめろ!こんなのは戦ではない!父上、もうやめろ」と叫ぶと、家康は「これが戦だ…。この世で最も愚かで醜い人間の行いだ!」と答えます。

この回には、以前の回で描かれた戦国時代の戦いも連想させる場面がありました。織田軍の鉄砲隊が武田軍を蹴散らした第22話「設楽原の戦い」(6月11日)の感動的なシーンがよみがえるようでした。この場面では、家康は呆然として涙を流し、松平信康(細田佳央太)は「父上…。これが戦いなのですか…。これは、なぶり殺しです」とつぶやいた後、心を病んでしまいます。

SNS上では、「とても切なくてやるせない回でした。家康が立場上、そして戦いについて語った言葉が本当に重かったです。秀忠も千姫も秀頼も茶々もみんな切ない」といった声が上がっています。

次回は「乱世の亡霊」と題された第47話(12月10日)が放送される予定です。

この記事は日本ニュース24時間から提供されました。