福田淳氏、「あいつとは共演NG」だなんて決して言わない!報道発言の全貌

新会社スタートエンターテイメントのロゴ

旧ジャニーズ事務所の所属タレントが受け入れ先となる新会社「スタートエンターテイメント」の最高経営責任者(CEO)に就任した福田淳氏(58)が、9日に東京で報道陣の取材に応じました。福田氏の発言の要点を紹介します。

芸能事務所について

福田氏は、「スマイルアップがエージェント制を宣言した10月2日より前に、日本の芸能界が進歩したと驚きました。本来、タレントには選択の自由や移籍の自由があるべきです。共演NGなど、出演が許されないといった制限は、正常な商取引とは言えません」とコメントしました。

福田氏は続けて、「営業としては、例えば『このタレントを使います』と言った場合、『うちの新人を使ってください』というのは、普通の商取引だと思います。しかし、『この人を使わなかったら、あの人も出さない』といったことがあると、作品そのものが歪んでしまい、本末転倒だと思います。テレビ局は、このドラマに適任だと思う人物をオーディションやピックアップで起用していただくべきです。大手局ほど選択肢が広がる商取引が正常だと考えます」と述べました。

日本のエンタメドラマの現状

福田氏は、「これまでも様々な分野で、新しい分野が現れると、既得権益を守ろうとする動きはあったと思います。30年前のテレビ業界のドラマ枠の時間は現在の半分ほどになっているという調査結果もあります。また、ドラマの提供スポンサーも約30%減少しています。こうなると、日本のエンタメドラマの未来が心配になります」と述べました。

芸能事務所の歴史

福田氏は、「芸能事務所は、戦後の基地文化から生まれました。米軍キャンプで演奏したり、マネージメントやドライバーをしたりしていた人々が芸能の世界に関わり、1980年代のドラマブームの時にプロダクション能力が飛躍的に向上しました。キャスティングや配役の世界も発展し、バブル時代から40年が経った今なのです」と述べました。

福田氏は、報道陣に対して自身の立場や新会社の理念などについても語っていますが、詳細は本文をご覧ください。

記事の出典元:日本ニュース24時間