FNNプライムオンラインによると、人気ミュージカル「エリザベート」のチケットを転売した疑いで、会社役員の女性が書類送検されました。栃木・宇都宮市に住むこの女性(45歳)は、2022年10月から2023年7月までの間に、東京・千代田区の帝国劇場で行われた「エリザベート」や「ムーラン・ルージュ!」のチケットを、定価を上回る7万3,000円で不正に転売した疑いが持たれています。
この女性は過去10年間にわたり、同様の手口でミュージカルなどのチケットを約1,300枚転売し、1,200万円の利益を上げたと警視庁が明らかにしました。
当局に対して女性は、「良い席のチケットを買うための資金源としていた」と容疑を認めています。
この事件は、チケットの転売が問題視されている「エリザベート」という人気ミュージカルに起因しています。チケット転売は、ファンにとっては望ましくない行為ですが、需要と供給のバランスが崩れ、チケットが高額で取引されることも珍しくありません。しかし、公正な取引のためには、転売行為の規制や個人の自己制約が必要です。
この事件を受けて、関係団体や劇場側はより一層の対策を講じることが求められています。ファンや観客が公正にチケットを入手できる環境を整えるために、様々な対策が検討されるでしょう。
参考記事: 日本ニュース24時間