マドンナのワールドツアー「Celebration」が10月に開幕しました。ヨーロッパ公演を終え、12月13日（水）からアメリカ公演がスタートしましたが、初日から予定よりも2時間半遅れてコンサートが始まり、観客たちから怒りの声が上がっています。
この日のコンサートはニューヨークのブルックリンセンターで行われました。予定では午後8時半から開始予定だったのですが、実際にマドンナが登場したのは午後11時でした。ある観客はSNS上で「マドンナだろうが誰だろうが関係ありません。3時間も遅れるのはただの失礼な人です」と怒りを表しました。また、別のファンは「素晴らしいコンサートだったけれど、時間に対しては遅すぎた」とツイートしました。さらに、マドンナが登場しないため、観客席全体からブーイングの声が上がった様子も投稿されています。もちろん、「過去最高のマドンナのステージだった」と絶賛するファンもいます。
マドンナはなぜ遅れたのかについては明言していません。関係者の話では、翌朝の「ニューヨークポスト」で「サウンドチェックの際に技術的な問題が発生した」とコメントしています。また、予定の開始時間であった午後8時半は、DJハニー・ディジョンのオープニングアクトとして行われたことも明らかになっています。マドンナの登場が「わずか1時間遅れ」だったと関係者は説明しています。
この日のステージでは、マドンナの現在の恋人であるボクサーのジョシュ・ポッパーもゲストとして登場しました。彼らは大ヒット曲「Vogue」のパートで、ダンサーたちのパフォーマンスを採点するという演出を行いました。報道によると、ジョシュとマドンナはダンスバトル中にキスも披露したそうです。これまでの公演では、ドナテッラ・ベルサーチやFKAツイッグス、DJディプロなどがゲストとして参加していました。
ちなみに、マドンナは前回のツアー「Madame X」でも開演時間を遅らせ、ステージ上で「女王に遅刻はない」と発言し、観客からブーイングを浴びていました。その時の遅刻は2時間でした。パフォーマンスのクオリティは向上しましたが、遅刻癖は拍車がかかったようです。
情報元: 日本ニュース24時間
