江原道のある大学病院で、救急救命室に搬送された70代男性が治療を受けるために待機していた間に死亡したことが明らかになりました。警察は男性の死因と病院側の過失の有無を調査しています。
大学病院での悲劇
男性は、江原道春川市で一人暮らしをしており、13日夜8時36分ごろ、めまいや不調を訴える通報がありました。救急隊が駆けつけ、男性は救急救命室に運ばれました。その時点で救急救命室には19人の患者が待機していました。
医療スタッフは男性の症状を見て、彼を軽い症例と判断しました。男性は待合室で順番を待ちながら様子を見ることになりました。
悲劇の発生
ところが、男性は病院に到着してから約7時間後、翌日の午前4時ごろに心停止の状態で発見されました。彼は待合室で座ったまま微動だにしない状態であり、医療スタッフは心停止と判断し、心肺蘇生を試みましたが、残念ながら男性はこの悲劇を乗り越えることはできませんでした。
病院関係者は、「男性の名前を3回呼んだが、返事がなかったので彼が病院を出たと思っていた」と語りました。また、「男性は到着時には重篤ではなく、意識もはっきりしており、バイタルサインも正常だったため、より重症の患者を優先的に治療していた」と述べました。
警察は、男性の詳しい死因を解明するために科学捜査研究院に解剖を依頼する一方、病院の対応や過失の有無についても調査しています。
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