派閥の裏金疑惑を亀井静香氏が語る!次期リーダー候補にも言及

亀井静香氏

自民党内で揺れる派閥の裏金疑惑について、亀井静香氏(87)が語りました。亀井氏は「志帥会」の創設メンバーでありながら、一体どのような見解を持っているのでしょうか。

夜の会食での出来事

12月19日の夜、安倍派の中心メンバーである小泉純一郎元総理や亀井静香元政調会長、山崎拓元副総裁らが会食をしていました。その場では、選挙における重要なポジションについても話し合われたといいます。

山崎副総裁によれば、石破さん、小泉進次郎さん、上川陽子さんの名前が挙がりました。特に小泉元総理は、進次郎さんに対して「まだ40歳だから50歳になるまでは立ってはならない」との考えを持っているそうです。

果たして、この夜にはどのような話が交わされたのでしょうか。12月22日、亀井氏に直接取材しました。

「なぜ裏金疑惑の話をしなければならないのか。私と小泉純ちゃんはケンカしたこともありますが、仲良くやってきました。政治家はケンカしたり仲良くなったりするものです。きのうの敵はきょうの味方なのです」と亀井氏は話しました。

亀井氏の経歴と立ち位置

亀井氏は1999年に中曽根康弘元総理が所属する旧渡辺派と亀井氏のグループで「志帥会」を立ち上げました。当時の亀井氏は「従来の集団の枠から出て大同団結、結束をしようと」していました。

しかし、小泉政権時には、郵政民営化法案に反対する派閥の会長として立ちはだかりました。亀井氏は「腐ったニンジンをぶら下げられて、それを食べたら下痢をすることをみんな覚悟していますよ」と発言しました。結局、派閥メンバーが選挙公認を得られなかった責任をとり、亀井氏は派閥会長を辞任することになりました。

この記事の出典元:日本ニュース24時間