TBS『プロ野球戦力外通告』プロデューサーのジレンマ

今年12月27日に通算20回目の放送を迎えるドキュメンタリー番組『プロ野球戦力外通告』(TBS系)が、プレーヤーに戦力外通告をされたプロ野球選手を密着取材して再起の姿を描いています。この番組では、選手だけでなく、彼らを支える家族の物語も丁寧に伝えられています。

セカンドキャリア支援の現状

番組プロデューサーの飯田晃嘉氏によると、プロ野球選手にとって育成枠の導入(2005年度)は大きな変化だったと言います。この制度により、条件面では「支配下選手」には及ばないものの、プロ野球選手を目指す若者にとっての門戸が広がりました。育成出身で活躍する選手も増え、野球選手の受け皿も拡大しました。

また、退団後も独立リーグや社会人野球などで野球を続ける道も開かれました。さらに、野球とは関係のない企業が元選手をリクルートするなど、セカンドキャリアを支援する活動も盛んに行われています。

プロデューサーのジレンマ

しかし、飯田氏は選手自身の意識の高まりとは裏腹に、選手の多くは現役続行を望んでおり、野球を辞めた後のことをあまり考えていないと話します。彼らは必死に野球選手としての活躍を目指しているのです。

このジレンマについて飯田氏は、「なんとしてでも野球選手として活躍したい」という選手たちの姿勢を認めつつ、選手のセカンドキャリアについてももっと考えるべきだと語っています。

プロ野球戦力外通告は、プロ野球選手の一生における大きな分岐点を描いた番組です。選手と家族の再起の姿を見ることで、視聴者に感動や勇気を与えてくれるでしょう。

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