米共和ヘイリー氏、南北戦争巡りの質問に避ける姿勢を示す

ニッキー・ヘイリー元国連大使

ワシントン、2023年 – ニッキー・ヘイリー元国連大使は、2024年の米国大統領選で共和党の指名を争う中、南北戦争における原因に関する質問に対して、物議を醸しています。

ヘイリー氏は、東部ニューハンプシャー州で開催されたタウンホール形式のイベントでの質問に対し、「政府の運営方法と、人々の自由に関する問題が原因だった」と回答しました。

しかし、この回答に対して、質問をした人物は「なぜ奴隷制という言葉を避けたのか驚いている」と述べました。

後日、ヘイリー氏はラジオ番組で「南北戦争はもちろん奴隷制に関するものだった」と述べ、先日の発言について撤回しました。

共和党の候補指名争いでは、支持率が拮抗しているフロリダ州知事のデサンティス氏の報道官は、ヘイリー氏が「自ら作り上げた混乱に足を踏み入れた」と非難しました。

また、再選を目指すバイデン大統領も、ヘイリー氏の発言の動画に「南北戦争は奴隷制を巡るものだった」と字幕を付けてソーシャルメディアに投稿しました。

この件に関して、ヘイリー氏のコメントは注目を集めています。