“阿佐辰美、新たな俳優として躍進!『相棒』『鬼平犯科帳』に出演”

2024年がはじまると同時に、注目の若手俳優が連続して話題作に出演している。テレビ朝日の『相棒 season22』元日スペシャル、日本テレビ系の連続ドラマ『消せない「私」―復讐の連鎖―』、そして時代劇専門チャンネルの『鬼平犯科帳 本所・桜屋敷』。これらの作品に全て出演しているのは、2022年にデビューしたばかりの阿佐辰美だ。

阿佐辰美

阿佐は大阪から上京し、2年間のワークショップを経て事務所に所属した。2023年には日本テレビ系の『夫婦が壊れるとき』にもレギュラー出演するなど、俳優としての実績を積んできた。「2024年は、みなさんに知ってもらえる俳優になります」と宣言する阿佐は、『相棒』で共演した水谷豊や寺脇康文といったベテラン俳優から俳優としての目標や将来の展望について語った。

水谷豊と寺脇康文は“リアル相棒”

2024年、阿佐辰美は「相棒」で大ブレイクを果たすことになる。彼は出演が決まった時、「え! 『相棒』に!?」と驚きを隠せなかった。しかも、それが元日スペシャルであることに加えて、家族や親戚も喜んでくれることが本当に嬉しかった。

撮影を終えてみての感想や、水谷豊さんとの共演について聞かれた阿佐は「まだ実感が湧いていないんですよね(笑)」と述べた。放送を見てから実感がわくのだろうと話す彼は、元日の夜に実家で家族と一緒にドキドキしながら観たいと語った。水谷さんは、自分が右京さんを演じていることを実感すると緊張してしまい、しかし一度カットがかかると気さくに話しかけてくれるという。『相棒』の現場は本当に「仲間」の雰囲気があり、皆さんがいつも挨拶を交わすことに驚かされたが、自分にも同じように接してくれたことに感動したと語った。

水谷さんに挨拶に行く前に、阿佐は寺脇康文さんと会っていた。寺脇さんは彼の役名「真士(もとし)じゃん」と声をかけてくれ、さらに水谷さんも「写真で見ていたから、もう会ったつもりになってたよ」と気さくに話しかけてくれた。水谷さんと寺脇さんは本当に「相棒」のような関係であり、阿佐は自分自身もまだ映像を見ていないため、放送が非常に楽しみだと話す。

松本幸四郎の素顔「チャーミングでかわいらしい方」

阿佐辰美は『鬼平犯科帳』の新作に出演することになるが、この作品とは関係なく、阿佐は1年前から殺陣の稽古をしていた。伊藤英明さんが行っている道場に誘われ、稽古に通っていたのだ。『鬼平犯科帳』の撮影場所である京都太秦の撮影所にも訪れたが、殺陣のシーンはなかったそうだ。

阿佐は鬼平こと長谷川平蔵の青年期・銕三郎(市川染五郎)の親友・左馬之助を演じた。染五郎さんと主演の松本幸四郎さんとの共演について聞かれた阿佐は、染五郎さんは人見知りだという噂を聞いていたが、実際にはお芝居で関係性が築ける方だと感じたと話した。染五郎さんについても、ベテラン俳優とだけでなく若手俳優とも共演し、刺激を受けたと述べていた。

幸四郎さんとの交流については、「幸四郎さんが染五郎さんにちょっかいをかけていて、それがなんだか素敵でした」と語る。阿佐によれば、染五郎さんは落ち着いていて、幸四郎さんはかわいらしくお茶目な印象だそうだ。現場でもみんなを笑顔にしてくれる幸四郎さんに感動したと語る。また、火野正平さんとの共演についても触れ、彼が素敵な先輩であったことを語っている。

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