中国国産大型旅客機C919の最新価格判明!驚きの1機あたり約154億円

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中国国産大型旅客機C919(2023年12月26日提供)。(c)CGTN Japanese

12月30日、中国国際航空が発表したところによると、中国国産旅客機C919の価格について驚くべきニュースが入りました!この記事では、最新の価格と他の競合機種との比較をご紹介します。

C919の価格が約154億円に値上がり!

C919は中国商用飛機(COMAC)が開発・製造した大型幹線用ジェット旅客機です。座席数は158~168席、航続距離は4075~5555キロです。中国国際航空によると、C919の価格は1機約154億円に値上がりしました。しかし、ボーイング社やエアバス社の同様の座席数の機種と比較しても、C919の価格は安価です。

ARJ21との価格比較

ARJ21はCOMACが開発した70~90席級のターボファンエンジン搭載中短距離リージョナル旅客機です。ARJ21のカタログ掲載価格は約54億円です。中国東方航空の発表によると、C919が9900万ドル、ARJ21が3800万ドルでした。つまり、C919の価格は1年後に値上がりした一方で、ARJ21の価格は変わっていません。

新たなライバルが登場!

中国国際航空によると、C919の価格は737MAX8の1億2200万ドル、A320neoの1億1100万ドルよりも安価です。これまでボーイングとエアバス両社が支配していたナローボディー機市場に、C919が新たなライバルとして登場したと言えるでしょう。

中国航空機市場の未来

COMACが発表した見通しによると、中国航空機市場は今後20年間でジェット旅客機9284機を受け入れる予定です。中国の旅客機規模は2041年までに1万7機に達し、世界総数の21.1%を占める見込みです。これにより、中国航空機市場は世界最大の単一航空機市場となるでしょう。

CGTN Japanese

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