タイ住宅街で“有毒”化学物質の事故発生!消防隊が水をかけたら更に炎上

タイの住宅街で、毒性の強い化学物質が漏れ出し、火災が発生しました。消防隊が消火活動を行ったが、逆に炎が拡大してしまったとのことです。

住宅街での火災事故

タイのサムットプラカーン県で、化学物質を運搬していたトラックから火災が発生しました。リン化水素を含んだドラム缶から出火したことに運転手が気づき、通報したと報じられています。

消防隊の消火活動

消防隊が現場に駆けつけ、消火活動を行ったのですが、消防隊は本来混ぜてはいけないリン化水素と水をかけてしまい、逆に火の勢いが激しくなったそうです。

リン化水素の危険性

リン化水素は空気中の酸素と反応して自然発火する危険があり、また、毒性が強く、体内に摂取すると呼吸器不全などの健康被害を引き起こすおそれがあります。

避難と安全対策

周辺住民は悪臭に包まれた状況で避難を余儀なくされました。現地当局は住民の避難を指示し、さらにリン化水素を安全な場所に移動させる措置をとっています。

この事件による重大な健康被害の報告はまだありませんが、事故現場周辺は悪臭が立ち込めているとのことです。

このニュースは日本ニュース24時間でお伝えしました。

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