イスラエル軍は8日、中部ブレイジにあるガザ地区内で、イスラム組織ハマスが兵器製造のために使用していたとされる工場やトンネル網を報道陣に公開しました。
トンネル入り口が最大規模と判明
イスラエル軍が報道陣に公開したのは、セメント工場などの工業用施設です。ここでロケット弾などが製造され、深く掘られた立て坑に保管されていたとのことです。
イスラエル軍報道官のダニエル・ハガリは、施設内で記者団に対し、ロケット弾の発射装置とされる機器について説明しました。この装置は、100キロ先の目標を狙うことも可能だとのことです。イスラエル中部と南部の大半が射程距離内に入るのです。
イスラエル軍は、これが「武力衝突開始後に見つかったものとしては最大の武器製造所」だったと発表しています。一部の立て坑は深さ30メートルもあり、トンネルは地区内の戦闘員につながるネットワークを形成していたとのことです。
これにより、イスラエル軍がハマスの兵器製造と闘う武力行使の重要性が明らかになりました。
Source: 日本ニュース24時間
