安倍晋三首相は4日、難病「筋委縮性側索硬化症(ALS)」患者で、れいわ新選組の舩後靖彦参院議員と首相官邸で面会した。面会後、舩後氏側は「ごあいさつだ」と記者団に説明した。議員活動の公的補助などについて話したとみられる。
首相は舩後氏が参院議員になる前から面識がある。
舩後氏は生活全般を支える「重度訪問介護」を利用している。だが議員活動は経済活動と見なされ、公的補助の対象外とされた。公的補助が受けられるよう、政府に早急な制度の見直しを求めている。
当面は参院が国会に登院した日は一律1日8時間分の介助費を負担する方針だ。