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中国系の大手通販サイトで販売されている子供用の衣類などから、基準値を超える有害物質が確認されたことが韓国の自治体調査でわかりました。
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韓国の京畿道によりますと、中国系の大手通販サイト、「AliExpress」や「Temu」で売られている子供向けの商品70点を調べたところ、37点から人体に影響のある有害物質が確認されたということです。
このうち、子供用の帽子からは肝臓などを損傷する恐れのある有害物質が韓国の基準値の375.9倍確認されました。同じ有害物質はヒザ当てなどから基準値の260.9倍、ぬいぐるみから基準値の281.7倍、検出されました。
また、ヘアゴムからは皮膚炎などの原因となる「鉛」が基準値の304.3倍確認されたということです。
中国系の通販サイトをめぐっては、これまでも「SHEIN」で販売されていた商品から発がんリスクのある有害物質が確認されていました。