【ピーコさん死去】ハイヒール・リンゴが語る後輩想いな素顔「お金使う場所がないから…」

エンタメ界に惜しまれつつこの世を去ったピーコさん。生前親交の深かったハイヒール・リンゴさんが、テレビ番組でその人柄を語りました。

後輩思いで気配り上手な一面

リンゴさんは、ピーコさんとの思い出を振り返り、「月3、4回食事に連れて行っていただいた」「一流のものを食べなさい。見なさい。聞きなさいと常に言っていた」と語り、後輩思いな一面を明かしました。

【ピーコさん死去】ハイヒール・リンゴが語る後輩想いな素顔「お金使う場所がないから…」

また、飲食店でピーコさんが必ずスタッフにお駄賃を渡していたエピソードも披露。「押し付けがましくなく、スマートに渡す姿は本当に天才的だった」と、その気遣いに感銘を受けていたことを明かしました。

毒舌の裏に隠された優しさ

芸能リポーターの大村正樹さんも番組に出演し、ピーコさんについて言及。ジェンダーに関する発言が注目されがちだったピーコさんですが、大村さんは「毒舌の裏に優しさがあった」と指摘。「テレビを見ている人が思っていることを代弁していた。それでいて決して人を傷つけない。頭の回転が速く、バランス感覚に優れた方だった」と、その魅力を分析しました。

リンゴさんもピーコさんの言葉選びの巧みさについて言及。「人に言われたら一番嫌なことを、うまく伝えられる人だった」と語り、「言われた人がムッとするのではなく、『じゃあ気をつけます』と納得してしまう。私にはできない」と、その才能に舌を巻いていました。

豪快なエピソードも

大村さんは、ピーコさんの豪快な一面を明かすエピソードも披露。誕生日会を開いた際には、ピーコさんが「時間を使わせたから」と、若手の分まで支払ってくれたそう。3000万円を超える毛皮のコートを購入した理由を尋ねた際には、「働いてばかりでお金を使う場所がないから」と返ってきたというエピソードも明かされました。

【ピーコさん死去】ハイヒール・リンゴが語る後輩想いな素顔「お金使う場所がないから…」

リンゴさんも、ホテルのバーで「客が入っていないから売り上げを上げないと」と、何度も飲み物をおごってもらったというエピソードを披露。気遣いの人だったピーコさんらしいエピソードの数々に、視聴者からは改めてその死を悼む声が上がっています。