「空き巣より強盗の方がいい」「あのバーさん死んだってよ」 19歳被告が法廷で語った「ルフィ事件」実行犯の鬼畜


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再度の突入を試みる

 中西被告の裁判には、狛江事件で実行犯のリーダーとして動いた永田陸人(逮捕当時21)が証人として出廷し、詳細を語った。

「私と『キム』(指示役)の間で今後どうするかを話しました。『キム』は別の案件を、と言いましたが、話し合いの結果、別の案件もやり、狛江もやろうということになり、Aさん宅に誰か見張りに行かせることになり、中西被告をAさん宅の前に降ろしたというか放置しました」

 中西被告を見張りに据え、再度の突入機会をうかがうという流れである。ところがここで想定外の出来事が起きた。先ほどバールで永田とともにAさんを殴打していた実行犯メンバーの野村広之(逮捕当時52)が、逃走したのだ。そのうえAさん宅の見張りをしていた中西被告からは、こんな報告が届いた。

〈3人くらい業者が作業してます〉

〈家に異常はないですが家族が帰ってくる可能性ある〉

 住宅周辺には業者らしき者がおり、間もなく他の家族たちが帰宅するかもしれない……という報告だった。この中西被告からの報告は“再突入を止めるための嘘”だったことが後に判明するのだが、報告を受けた永田は再突入を諦めた。



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