【衝撃】自民党本部火炎瓶テロ未遂!49歳男の犯行動機と数奇な半生に迫る

10月19日、日本中を震撼させた事件

2024年10月19日早朝、東京都千代田区の自民党本部前にて、男が軽ワゴン車から火炎瓶5本を投げ込むという衝撃的な事件が発生しました。男はその後、首相官邸への突入を試みるも、公務執行妨害で現行犯逮捕。男の名は臼田敦伸容疑者(49)。車内からはガソリン入りのポリタンク16個と、カセットコンロ用ガスボンベ数個が見つかりました。警視庁公安部は「官邸に突入後、車を爆発させる計画だった」との見方を強めています。

ガソリンの入ったポリタンク16個ガソリンの入ったポリタンク16個

犯行動機は「長年の自公政権への反感」か?

臼田容疑者の父親である篤伸氏(79)は、今回の事件について「息子は確信犯であり、黙秘を続けるだろう」と語り、保釈金の支払いを拒否する姿勢を示しました。篤伸氏は、息子の犯行動機について「殺傷目的ではなく、長年の自公政権に対する反感ではないか」と推測しています。

臼田容疑者の生い立ちと転機

篤伸氏によると、臼田容疑者は2歳の頃に実母と、約20年前に後妻とも別居。その後は父子二人で暮らしていました。臼田容疑者は地元・埼玉県川越市内の私立中高一貫校に通い、卒業後は様々な仕事を経験。20代の頃は政治には無関心だったといいます。

しかし、2012年に転機が訪れます。福井県の大飯原発再稼働に反対する抗議活動に参加し、建造物侵入容疑で逮捕されたのです。大阪地裁で執行猶予付きの有罪判決を受けた臼田容疑者ですが、この抗議活動を通じて、後に大きな影響を与えることになる年上の女性と出会います。

「最後の恋人」との出会い、そして破局

篤伸氏によると、その女性は大飯原発の抗議活動で出会った介護士。二人は福島県に移り住み、反原発活動を共にしました。しかし、10年ほど前に破局。原因の一つは、女性が創価学会員であることを打ち明け、入信を勧めてきたことだったといいます。

事件の真相解明と今後の裁判の行方

今回の事件は、日本の政治体制に対する根深い不信感を浮き彫りにするものでした。臼田容疑者の抱えていた闇は深く、その背景には複雑な家庭環境や「最後の恋人」との出会いと別れがあったことが伺えます。今後の裁判で、事件の真相が明らかになることを願うばかりです。