辛坊治郎氏 裏金議員側に2000万円で石破首相の釈明に私見「うそではないが…。こんなややこしい時に」


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 森山裕幹事長は「政党支部に対して、党の組織として、しっかり党勢拡大のための活動をしていただきたいという趣旨で、党勢拡大のための活動費として支給したもの」とし、「候補者に支給したものではありません」とコメントを発表した。また石破茂首相も遊説先で「非公認候補に出しているのではない。選挙に使うことはまったくない」と釈明し、「このような時期にそういった報道が出ることに憤りを覚える」と述べた。一方、立憲民主党の野田佳彦代表は「裏公認だ」と批判している。

 今回の衆院選では、裏金議員10人が党から公認を得られず、無所属で立候補している。辛坊氏は「確かに石破総理が言うように、候補者本人に出しているのではなく、政党支部に出していますって。たまたま今回、公認しなかった人間がそのまま、政党支部にいるケースもないではない」と解説。「ところが、このタイミングで大きな声で言うのはどうかと思いますが、小選挙区における政党支部というのは、小選挙区ごとに存在する。実質的に小選挙区における公認候補のお財布として、政党支部が使われている実態は否めないのでございます」と実情を明かした。

 さらに「石破さんが言っていることは、うそではない。うそではないが…。こんなややこしい時に、こんなことを…」と語尾を濁しながら、「さっきの話に戻ろうか」と米大統領選の話題に戻った。



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