元タレントの田代まさしさんが、ジャーナリスト丸山ゴンザレスさんのYouTubeチャンネルに出演し、薬物事件後の苦悩と、支えとなった芸能界の大物たちからの温かい励ましについて語りました。
複数回の逮捕、それでも手を差し伸べてくれた人々
田代さんは、薬物事件で複数回逮捕されたことで、多くの人から離れていく中で、それでも支え続けてくれた人々がいたことを明かしました。
ビートたけしさんからのメール「あなたを助ける準備ができています」
最初に名前を挙げたのは、ビートたけしさん。「1回目の事件のとき、志村けんさんからはなかったのですが、たけしさんからメールが来たんです」と切り出した田代さん。自身のアドレスを知らないはずのたけしさんから、どうやって連絡先を知ったのかはわからないとしつつ、「『あなたを助ける準備ができています。困ったときはいつでも連絡をください 北野武』と。かっこいいなこの人と思ったけど、やっぱり頼めないし。甘えるわけにはいかない」と、そのときの複雑な心境を吐露しました。
和田アキ子さんからの申し出「金に困っていたらいつでも言え」
もう一人、田代さんを支えたのは和田アキ子さん。「アッコさんは、『金に困っていたらいつでも言え。ずっとは無理だけど、ちょっとの間なら面倒見てやるから』って」と、具体的な申し出があったことを明かしました。さらに、「『盗撮したいんだったら、俺を撮れ』って。それは無理ですって言ったんですけど」と、和田さんらしいユーモアを交えた励ましがあったことも語り、感謝の気持ちを伝えました。
薬物中毒との闘い「毎日、毎日、辞め続ける努力をする」
田代さんは、薬物中毒について「ここでOKというゴールはない。毎日、毎日、辞め続ける努力をする」と、更生への決意を新たにしました。記者会見などで「もう2度とやりませんよね？」と問われることについては、「『すみません、お約束できません』と本当は言いたいんです。『ただ、毎日、辞め続ける努力は怠りませんというのは約束できます』と言いたいけど、そんなこと言ったら叩かれるので、『2度とやらない』と言わざるを得ない」と、偽らざる心境を明かしました。
