トップアスリートも実践！股関節の柔軟性を高める、効果的なストレッチとは？

「老いは股関節から」という言葉があるように、股関節は立つ、座る、歩くといった日常動作に欠かせない重要な部位です。股関節の柔軟性を保つことは、運動能力の向上だけでなく、健康な体作りにもつながります。

股関節の柔軟性がもたらすメリット

股関節周りを柔らかくすることで、様々なメリットが期待できます。

このように、股関節のストレッチは、健康で若々しい体を維持するために非常に効果的です。

今回は、数々のトップアスリートを指導してきた、ストレングス＆コンディショニングコーチの中村豊氏が推奨する、ワンランク上の股関節ストレッチをご紹介します。

中村氏によると、股関節の柔軟性を高めるためには、毎日のストレッチが重要とのこと。今回ご紹介するストレッチを正しいフォームで2週間続けることで、股関節の柔軟性の変化を実感できるはずです。

【写真1】の姿勢をとる。床にお尻をつけ、右足を内側に90度に曲げます。右足と左足の股関節の角度を90度に保ち、左足は後ろに伸ばします。左足の膝の角度も90度に保ちます。両手は床について体を支えます。
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【写真2】のように上半身を30度ほど前傾させ、前足の臀筋群（お尻の筋肉）に体重をかけます。
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左足を後ろに伸ばし、股関節を90度以上に広げられるところまで開いていきます。股関節が硬いと、斜めに偏ってしまう場合があるので、両手でバランスを取るのがポイントです。
この状態で30秒間静止し、ストレッチを行います。
【写真3】のように左右の足を入れ替え、同様のストレッチを30秒間行います。
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この一連の動作を5回繰り返します。