元NHKのフリーアナウンサー膳場貴子(49)は27日、キャスターを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に出演。部下の女性検事に性的暴行を加えたとして、準強制性交罪に問われ、25日に大阪地裁で初公判が行われた弁護士の北川健太郎被告(65)に対して、怒りをあらわにした。
番組では、初公判が閉廷した後、記者会見した被害者の女性検事の様子を報道。女性は「被害を受けてから約6年間、ずっと苦しんできた.女性として、検事としての尊厳を踏みにじられた」と涙ながらに語り、北川被告が初公判で罪を認めたことを念頭に「もっと早く罪を認めてくれたら、新しい人生を踏み出すことができた」と、怒りをにじませた。被告側から「検察組織を人質にし、私に口止めをした。『公にしたら死ぬ』と脅され、被害申告できなかった」とも語った。
膳場は、会見のVTRを受けて「検察…(元)地検トップによるあまりにひどい事件。しかも、脅しによって口封じをされてきたというその経緯を聞くにつれて、本当に怒りのこみ上げる内容だった」と、厳しい表情で指摘した。