メーガン妃は他の王室女性とは違う―。ヘンリー王子が過去に語ったこの言葉が、再び注目を集めています。一体なぜ、そしてこの言葉の裏に隠された真実とは?
メディア操作の対象?ヘンリー王子の主張
2023年1月に出版され、世界中で話題となったヘンリー王子の自叙伝「スペア」。そのペーパーバック版が今月発売されたことを受け、過去のインタビューでの発言に再び注目が集まっています。
問題の発言は、ヘンリー王子がメーガン妃を擁護する際に飛び出した言葉です。
「他の王室の女性たちは、いわば“白紙の状態”で嫁いできます。だから、イギリスメディアは彼女たちに都合のいい役割を押し付けることができる」
「でも、メーガンは違いました。彼女はすでに女優として成功し、自分のキャリア、お金、そして確固たる地位を築いていた。メディアは彼女にも同じようにコントロールしようとしたけれど、世間はそれを許さなかった。なぜなら、人々は彼女の本当の姿を知っていたからです」
ヘンリー王子は、メディアがメーガン妃を自分たちの思い通りに操ろうとしたものの、すでに確固たる地位と人気を築いていた彼女には通用しなかったと主張しています。
メーガン妃へのバッシングと王室広報の怒り
ヘンリー王子とメーガン妃の交際が公になった2016年当時から、メーガン妃に対するメディアのバッシングは過熱の一途を辿っていました。
ヘンリー王子の広報担当者であったジェイソン・クナウフ氏は、メーガン妃に対する人種差別的な報道や中傷に対して、異例の声明を発表する事態にまで発展しました。
しかし、この強気とも取れる声明は、エリザベス女王やチャールズ皇太子(当時)の広報担当者からは反感を買ってしまったと言われています。
結婚後も、メーガン妃に対するバッシングは止むことなく、彼女は次第に王室広報の対応にも不満を募らせていきます。
メディア批判の裏に隠された真実とは?
ヘンリー王子は、メディアの行き過ぎた報道が、メーガン妃を苦しめていたと主張しています。
しかし、一部では、メーガン妃自身がメディアに対して過剰な要求をしていたという証言も出てきています。
果たして、ヘンリー王子の主張は真実なのでしょうか? それとも、そこには別の思惑が隠されているのでしょうか?
真実は、私たちには知る由もありません。
しかし、この一件は、私たちにメディアと王室の関係、そして情報操作の難しさについて改めて考えさせてくれます。