元タレントの田代まさし氏(68)が31日、YouTubeチャンネルを更新。20年3月に亡くなった恩師である志村けんさんに関する発言で誤解を招いたとして謝罪した。
田代氏は24日、ジャーナリスト丸山ゴンザレス氏のYouTubeチャンネル「丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニー」に出演した際、自身が覚醒剤取締法違反容疑などで逮捕された当時、手を差し伸べてくれた芸能界の大物についてトーク。「1回目の事件のときに、志村さんからはいただかなかったんですけど、たけしさんからメールが来たんですよ。僕のアドレスを知らないんですよ、誰に聞いたかわからないんですけど『あなたを助ける準備ができています。困った時はいつでもご連絡ください 北野武』って。カッコいいなこの人と思って」と、ビートたけしから連絡があったことを明かしていた。
この発言はネット上で話題となったが、田代氏は今回「言葉足らずでした」と題したショート動画をアップし、志村さんに対する反感や批判的な書き込みが散見されたことに言及。「実際にはそうではありません。志村さんはそんな人ではありません」とし、「番組を背負っている志村さんのビッグな立場で、大っぴらに僕に援助ができなかったっていうのは僕はすごくわかるし、一番近いところにいた志村さんが援助したら『甘やかしている』っていうことになりかねないわけですよ」とおもんぱかった。
当時、志村さんの楽屋を訪れて土下座謝罪したといい、その際に撮影した笑顔のツーショットも公開。「写真を見てもらったら、志村さんの笑顔に、俺に対する思いがすべてが集約されているっていうことがみなさんにわかっていただけると思う」と話した。