ロックバンド「SING LIKE TALKING」のギタリスト、西村智彦さんが5日に死去したことが12日、公式サイトで発表されました。享年61歳でした。
シングライクトーキングのギタリスト西村智彦氏の訃報を伝えるニュースイメージ
葬儀は近親者のみで既に執り行われたとのことです。後日、お別れの会を行う予定であることも明らかにされました。
4年以上にわたる闘病生活
公式サイトによると、西村氏は2021年に病を患って以来、4年以上にわたり闘病を続けてこられました。この間、バンドの35周年記念コンサートでステージに立つなど、一時的に回復される場面も見られましたが、病状は再発後に次第に悪化の一途をたどったといいます。西村氏は最期まで、「SING LIKE TALKING」のメンバーとしてもう一度活動したいという強い思いを持ち、病と懸命に闘い続けました。これまで西村智彦氏の音楽活動を力強く支援してきたファンの方々、そして尽力した関係者の方々に、公式サイトを通じて心からの感謝が述べられています。
メンバーからの追悼コメント
ボーカルの佐藤竹善さんとキーボードの藤田千章さんは、連名で西村氏への追悼コメントを発表しました。「正直、まだ我々も実感が持てずにいます」と現在の心境を明かし、幼少期から人生の多くの時間を共有してきた西村氏の存在の大きさを強調しました。「全く受け入れ難い事実であることは理解しています」としながらも、日ごとにその喪失感が膨らんでいくであろうことを予想しています。最後に、西村氏を愛してくれた全ての人々に感謝の意を表し、彼がおそらく皆さまに伝えたかったであろう想いを折り込みながら、「今まで本当にありがとうございました」と結びました。
今後の展開
葬儀は家族によって密かに執り行われましたが、後日にはファンや関係者が集まる「お別れの会」が計画されているとのことです。この会を通じて、多くの人々が西村氏との別れを惜しみ、その功績を称える機会となるでしょう。
ソース
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9454810027e3ac022005f8a50d6a104b8664aaa