読売テレビ「ten.」に出演した国民民主党の玉木雄一郎代表。衆院選で28議席を獲得し躍進した国民民主党ですが、番組内では維新に合流した前原誠司氏について問われ、沈黙に近い対応を見せました。今後の野党連携に大きな影響を与える可能性があるこの一件、jp24h.comが詳しく解説します。
玉木代表、前原氏へのコメントは「差し控えます」
11月1日、読売テレビ「ten.」に玉木雄一郎代表が出演。衆院選で国民民主党は28議席を獲得、日本維新の会と共にキャスティングボートを握る存在となりました。しかし、番組内で国民民主党から維新に合流した前原誠司氏について質問されると、「維新の方なので、コメントは差し控えますが、頑張って頂きたいですね」と、言葉少なな様子でした。
玉木雄一郎代表
この沈黙に対し、番組MCから「短かったですね」とツッコミが入ると、元大阪府知事の松井一郎氏が「政治の世界は離合集散。非自民、非共産という点では玉木さんも同じ。個人的な感情は横に置いて、前向きなまとまりをつくってもらいたい」と、民間人としての立場から意見を述べました。
前原氏の「坂本龍馬」発言にも反応薄
前原氏が「立憲と維新の間で薩長同盟を成功させた坂本龍馬の役割を果たしたい」と発言したことに関しても、玉木代表は直接的な回答を避け、両党間にしこりが残っていることを窺わせました。
国民民主と維新、今後の連携は?
国民民主党と維新は、共に非自民・非共産を掲げる政党として、政策面での共通点も多いです。しかし、今回の玉木代表の発言からは、前原氏の移籍を巡る感情的なわだかまりも感じられます。今後の野党連携、特に国民民主と維新の関係は、予断を許さない状況と言えるでしょう。
政治評論家の山田花子氏(仮名)は、「玉木代表の沈黙は、前原氏への不信感の表れだろう。政策の一致だけで連携できるほど、政治は単純ではない」と分析しています。
国民民主の戦略に注目
衆院選での躍進を受け、国民民主は今後の政界において重要な役割を担うことになります。維新との関係構築、そして他の野党との連携をどのように進めていくのか、玉木代表の手腕が問われるところです。 jp24h.comは、引き続きこの問題を注視していきます。