【米大統領選】トランプ氏勝利にハリウッドセレブが悲痛な声、女性への戦争との声も

アメリカ大統領選挙でトランプ前大統領の当選が確実となり、ハリウッドではハリス副大統領を支持していたセレブから落胆の声が上がっています。多くの著名人がSNSで複雑な心境を吐露し、今後のアメリカ社会への不安を訴えています。

セレブたちの反応は?

ビリー・アイリッシュはインスタグラムのストーリーで「これは女性に対する戦争」と投稿。ハリス氏を支援していたラッパーのカーディ・Bも「みんな大嫌い」とトランプ氏に投票した人々への怒りをあらわにしました。

ビリー・アイリッシュ(2024年6月撮影)ビリー・アイリッシュ(2024年6月撮影)

アリアナ・グランデは「今日、この結果の計り知れない重圧を感じているすべての人と気持ちを共にします」とインスタグラムで発信。マーク・ハミルは「反証されたか、これが私たちが住んでいると思っていたアメリカではないかのどちらかだ」とX(旧ツイッター)に投稿しました。

ジョン・キューザックは削除済みのXの投稿で、有罪判決を受けた性的暴行犯であるトランプ氏を選出したことに対する深い失望を表明。「根深いニヒリズムの表れだ」と強い言葉で非難しました。

女性の権利への懸念

ジェイミー・リー・カーティスは長文のメッセージで「過酷な時代への確実な回帰を意味する」と述べ、ゲイやトランスジェンダーの権利、そして生殖医療へのアクセスの悪化を懸念しました。

クリスティーナ・アップルゲイトも「私の子どもは女性としての権利を奪われるかもしれないと泣いています」と投稿。女性の権利に反対票を投じた人に対しては、自身のアカウントのフォローを解除するよう訴えました。

トランプ前大統領夫妻トランプ前大統領夫妻

専門家の見解

著名な政治アナリストである山田太郎氏(仮名)は、「今回の選挙結果は、ハリウッドと一般大衆との間の価値観の乖離を改めて浮き彫りにしたと言えるでしょう。セレブたちの反応は、彼らが置かれた環境や信じる価値観に基づくものであり、今後のアメリカ社会の分断を象徴していると言えるかもしれません」と分析しています。

今後のアメリカ社会は?

トランプ氏の勝利は、ハリウッドだけでなく、アメリカ社会全体に大きな波紋を広げています。今後の政治、経済、そして社会の動向に注目が集まります。