フジテレビのアナウンサーが相次いで炎上騒動を起こし、局内の管理体制に疑問の声が上がっています。視聴者を困惑させる言動の背景には、一体何があるのでしょうか。
若手アナウンサーによる軽率な行動とSNSの炎上
まず問題となったのは、杉原千尋アナと山本賢太アナによる半同棲疑惑を否定する「おふざけ動画」です。自ら火種を撒くような言動に、SNS上では批判が殺到しました。さらに、新人アナウンサーの上垣皓太朗アナへの容姿いじり動画も炎上。西山喜久恵アナや阿部華也子アナらによる行き過ぎた言動は「いじめ」と捉えられ、批判の的となりました。フジテレビは謝罪声明を出しましたが、火消しには至っていません。
杉原アナと山本アナ
アナウンス室部長の佐々木恭子アナにも不安の声
こうした騒動の中、アナウンス室を率いる佐々木恭子アナの指導力にも疑問符がつきました。「報道2001」や「とくダネ!」などで活躍した佐々木アナですが、過去には自身のスキャンダルも報じられています。最近では、番組内で絆創膏を「バンドエイド」と連呼するなど、アナウンス室部長としてあるまじき失態も。これらの出来事から、アナウンサーの指導・監督体制に不安の声が上がっているのです。
女性アナウンサーの育成と定着:他局との比較
フジテレビにおける女性アナウンサーの育成・定着についても、課題が指摘されています。かつて「女性アナウンサー30歳定年説」が囁かれたように、女性アナウンサーのキャリアパスが明確でないことが、若手アナウンサーの軽率な行動につながっている可能性も。
他局では、ベテラン女性アナウンサーが指導的役割を担い、長年活躍している例が多く見られます。日本テレビの井田由美アナや、TBSの吉川美代子アナ、テレビ朝日の大下容子アナなどがその代表例です。フジテレビも、女性アナウンサーの育成体制を強化し、長期的なキャリア形成を支援する必要があるのではないでしょうか。
“バラエティのフジテレビ” 復権への道は?
かつての人気アナウンサー、八木亜希子アナ、小島奈津子アナ、高島彩アナ、三田友梨佳アナなどは、いずれも早期に退社しています。実力と人気を兼ね備えたアナウンサーが定着しない現状は、フジテレビにとって大きな損失と言えるでしょう。
上垣アナ
一連の炎上騒動は、フジテレビの企業イメージにも影響を与えかねません。”バラエティのフジテレビ” の復権を目指す港浩一社長は、この状況をどのように受け止め、どのような対策を講じるのでしょうか。今後の動向に注目が集まります。