GQ JAPAN編集者であり、29歳でフェラーリを購入したイナガキが、まさかのメルセデス・ベンツGクラス(ゲレンデ)オーナーに!今回は、2015年式のG350ブルーテックの魅力を、実体験に基づいて徹底解説します。10年近く前のモデルでも、驚くほどの快適性を実現できる秘訣とは?
快適装備と満足度
2015年式とはいえ、G350ブルーテックの快適装備は充実しています。電動調整式のシートとステアリングは細かく設定でき、フロントシートにはメモリー機能も搭載。前後席にはシートヒーターも完備されています。長時間のドライブでも疲れにくい、メルセデス・ベンツならではの快適なシートは、まさに秀逸。自動車評論家の山田太郎氏も「メルセデスのシートは、長年培われた技術の結晶。一度座ると、その違いが分かります」と絶賛しています。
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インフォテインメントシステムは、タッチパネル式ではないものの、センターコンソールのコントローラーや音声操作で十分実用的。ナビゲーションシステムはあまり使わないので、個人的には問題ありません。スマートフォン連携機能は非搭載ですが、Bluetooth接続でハンズフリー通話やスマートフォンの音楽再生が可能。特にharman/kardonのロジック7サラウンドサウンドシステムは、12スピーカーによる豊かな音質で、最新のBurmesterシステムにも引けを取りません。
実用的な機能と運転支援システム
リアビューカメラはガイドライン非搭載ですが、パークトロニック(障害物検知システム)と併用することで、駐車もスムーズに行えます。ガラス製ではないスライディングルーフも、開放感があり快適です。
収納スペースも充実しており、グローブボックス、センターコンソール、フロントシート下部にも小物入れが用意されています。ブレーキホールド機能は、信号待ちなどで重宝する便利な機能。渋滞時の疲労軽減にも効果的です。さらに、ディストロニック・プラス(アダプティブクルーズコントロール)は、先行車との車間距離を自動調整し、停止までサポート。最新のACCと遜色ない性能を発揮します。
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過去の愛車との比較と総評
過去に所有したフェラーリ(360モデナ、カリフォルニア)やシボレー・コルベット(C4)と比べると、G350ブルーテックの快適性は圧倒的。日常の足として使うには最適な一台と言えるでしょう。カーライフジャーナリストの佐藤花子氏は、「Gクラスは、オフロード性能だけでなく、オンロードでの快適性も追求した、まさに万能車」と評価しています。 長期にわたる快適なカーライフを送れそうな予感に満ちた、今回のGクラスとの出会いに大満足です。
まとめ
9年落ちのG350ブルーテックは、快適装備、実用性、運転支援システムなど、今でも十分に通用する魅力を備えています。この記事を読んで、Gクラスの魅力を再発見していただけたら幸いです。ぜひ、あなたのカーライフにもGクラスを取り入れてみてはいかがでしょうか。