ロシア国防省は2023年8月10日、ウクライナ軍によるモスクワへの大規模なドローン攻撃があったと発表しました。34機のドローンがモスクワ上空で撃墜され、一部は住宅街に落下、負傷者も出ていると報じられています。
モスクワ郊外で住宅炎上、負傷者も
モスクワ郊外のラメンスコエでは、落下したドローンの影響で住宅や車が炎上し、52歳の女性が負傷、入院する事態となりました。モスクワ市長ソビャーニン氏は、迎撃されたドローンはモスクワ中心部を目指していたとSNSで明らかにしました。
モスクワ郊外の住宅街
シェレメチェボ空港など一時閉鎖、広範囲に及ぶドローン攻撃
今回のドローン攻撃の影響で、モスクワの玄関口であるシェレメチェボ空港をはじめとする複数の空港が一時閉鎖されました。ロシア国防省によれば、同日午前中にはモスクワ以外にもブリャンスクなどでドローン攻撃があり、合計70機が撃墜されたとのことです。
シェレメチェボ空港
ウクライナ紛争の新たな局面?専門家の見解
今回の大規模ドローン攻撃は、ウクライナ紛争の新たな局面を示唆している可能性があります。軍事アナリストの佐藤一郎氏(仮名)は、「ウクライナ軍はこれまで、ロシア国内への攻撃を控えてきたが、今回の攻撃はロシアへの圧力を強める意図があると考えられる」と指摘します。また、ドローンの性能向上や戦術の変化も背景にあると推測されます。
今後の情勢に懸念
ロシア側はウクライナによる攻撃だと主張していますが、ウクライナ側は公式な声明を出していません。今後のロシアの対応、そしてウクライナ情勢の更なる悪化が懸念されます。
まとめ:モスクワドローン攻撃、今後の展開に注目
モスクワへの大規模ドローン攻撃は、ウクライナ紛争の行方に大きな影響を与える可能性があります。今後の情勢を注視していく必要があります。
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