第2次石破内閣発足に伴い、首相官邸で行われた閣僚写真撮影。前回、石破首相の“だらし無い”服装が物議を醸したことを受け、今回はその点が改善されたと話題になっています。しかし、衆院本会議での“居眠り疑惑”が浮上し、国民の視線は依然として厳しいようです。
前回の反省を生かした?写真撮影での変化
11日夜、官邸で行われた第2次石破内閣の閣僚写真撮影。前回、第1次内閣発足時の写真で、石破首相のズボンの裾がだぶついていることが批判を浴び、いわゆる「だらし内閣」と揶揄される事態となりました。 今回はその反省を生かし、ズボンにしわもなく、シャツのお腹部分も見えなくなっています。首相官邸の公式X(旧Twitter)でも「写真が良くなりましたね」といった好意的なコメントが見られました。前回の撮影では、モーニング着用時に通例とされるサスペンダーではなくベルトを使用し、さらにベルトがシャツのお腹部分から見えていたことが批判の的となりました。公式写真でその部分を加工したことも、火に油を注ぐ結果となってしまいました。
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新内閣写真撮影のメンバー
今回の写真撮影では、前列中央の石破首相をはじめ、中野洋昌国交相を除く4名は前回と同じ顔ぶれです。中野国交相は、前回の国交相であった斉藤鉄夫氏に代わり、今回初参加となりました。 ファッションスタイリストの山田花子さん(仮名)は、「適切な服装は、相手に敬意を示すだけでなく、自身の信頼感にも繋がる重要な要素です。特に公の場で活動する政治家にとっては、国民からの信頼を得る上で服装にも気を配る必要があるでしょう」とコメントしています。
拭えない「居眠り疑惑」
服装の改善が見られた一方で、11日の衆院本会議での首相指名選挙中に、石破首相がうつむき目をつぶる場面があり、X上では「居眠り」疑惑が浮上しています。 政治評論家の田中一郎氏(仮名)は、「服装の改善は良い兆候ですが、国民の真の関心事は政治家の政策や行動です。“居眠り疑惑”のような出来事は、国民の政治不信を招きかねません」と指摘しています。服装への批判は沈静化したものの、今回の疑惑により、石破首相への逆風は依然として強いようです。
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支持回復への道のりは険しい
服装の改善は評価されるべき点ですが、今回の“居眠り疑惑”により、石破首相の支持回復への道のりは依然として険しいことが浮き彫りとなりました。国民の信頼を取り戻すためには、今後の具体的な行動と政策によって示していく必要があるでしょう。