米倉涼子さん主演の大人気ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』の劇場版がついに公開。最終章を迎える本作ですが、10月31日に行われたイベントで、米倉さんは涙ながらに故・西田敏行さんへの想いを語り、観客へ作品への熱いメッセージを送りました。本記事では、米倉さんの胸中、そして地上波ドラマ卒業の真相に迫ります。
12年間の集大成と西田敏行さんへの想い
劇場版『ドクターX FINAL』は、12年間続いたシリーズの集大成。イベントで米倉さんは、今は亡き西田敏行さんについても触れ、「西田さんも作品の中で生きています。ぜひ、見届けてほしい」と涙ながらに訴えました。長年共に作品を作り上げてきた仲間への深い愛情と、作品への強い思いが伝わってくる感動的な場面でした。
米倉涼子と西田敏行の共演シーン
米倉さんにとって『ドクターX』は代表作であり、だからこそ劇場版には並々ならぬ情熱を注いでいるようです。8月から精力的にPR活動を行うなど、「有終の美」を飾るための熱意が感じられます。芸能評論家の山田花子さん(仮名)は、「米倉さんにとって、この作品は特別な意味を持つのでしょう。だからこそ、ここまで熱心に活動されているのだと思います」と語っています。
地上波卒業の真相…高額ギャラと事務所運営の苦悩
近年の米倉さんは、Netflixの『新聞記者』やAmazon Prime Videoの『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』など、配信作品への出演が目立ちます。地上波ドラマへの出演が少ない理由として、米倉さんの高額ギャラがネックになっているという報道もあります。
米倉涼子、イベントでの様子
1話500万円とも言われるギャラは、地上波テレビ局にとって大きな負担となるため、資金力のある配信サービスへの出演が増えているようです。また、4年前に個人事務所を設立したものの、ファンクラブの会員数が伸び悩んでおり、事務所運営も厳しい状況にあるという話も。複数のスタッフを抱える事務所運営には、どうしても経費がかかります。これらの事情が、米倉さんの高額ギャラを維持する理由となっているのかもしれません。
今後の展望…配信作品への注力と新たな挑戦
来年には『エンジェルフライト』続編の撮影も予定されている米倉さん。地上波ドラマへの出演は減るかもしれませんが、配信作品への注力を通して、新たな境地を切り開いていく可能性も十分にあります。今後の活躍に期待が高まります。
『ドクターX』シリーズの完結は、一つの時代の終わりを意味するのかもしれません。しかし、米倉涼子という女優の物語は、まだ終わりではありません。新たなステージで、どんな輝きを見せてくれるのか、これからも注目していきましょう。