国民の間に戸惑いと疑問が広がっています。11月13日、第2次石破内閣の副大臣と大臣政務官の顔ぶれが決定。内閣府政務官と復興政務官を兼務する形で今井絵理子氏、外務政務官に生稲晃子氏がそれぞれ任命されました。しかし、この“元アイドル議員”2人の大抜擢に、世論は猛反発。ネット上では批判の書き込みが殺到しています。
今井絵理子氏と生稲晃子氏の就任写真
過去のスキャンダルと国民の不信感
今回の抜擢で、今井氏の過去の不倫騒動、そしてフランス研修旅行での批判が再び注目を集めています。2017年、週刊誌で妻子ある地方議員との不倫疑惑が報じられた今井氏。自民党による調査や処分は行われないまま、今回の政務官就任に至りました。
一方、国民民主党の玉木雄一郎代表は女性問題で倫理委員会の調査を受けることになりました。この対照的な対応に、国民からは疑問の声が上がっています。過去に不倫疑惑で議員辞職したケースもある中、今井氏の処遇の軽さに違和感を覚える人は少なくないようです。
フランス研修旅行での批判も再燃
2023年7月、自民党女性局のフランス研修旅行にも参加していた今井氏。研修内容が観光旅行に近いと批判が噴出しましたが、「無駄な外遊ではありません」と反論。活動報告書の提出を約束しましたが、結局非公開となり、火に油を注ぐ結果となりました。
今井絵理子氏の金髪姿
SNS上での批判の声
X(旧Twitter)上では、「この人何かしたっけ?」という疑問の声とともに、過去の不倫疑惑やフランス研修旅行について改めて指摘する意見が多く見られます。
一部では、「玉木代表が不倫で問題視されているのに、なぜ今井氏は政務官に?」といった声や、「不倫とフランス旅行以外に何か実績があるのか?」といった辛辣な意見も。国民の不信感は日に日に高まっているようです。
専門家の見解
政治アナリストの山田一郎氏(仮名)は、「今回の政務官人事は、国民の政治不信をさらに深める可能性がある」と指摘します。「過去の不祥事に対する説明責任を果たしていない議員を要職に就けることは、国民感情を逆なでする行為だ。政治家には高い倫理観が求められることを改めて認識すべきだ」と警鐘を鳴らしています。(※山田一郎氏は架空の人物です)
今後の展望
今回の政務官人事に対する批判の声は、今後さらに大きくなる可能性があります。国民の疑問に真摯に向き合い、説明責任を果たすことが、政治への信頼回復につながるのではないでしょうか。