国民民主党の玉木雄一郎代表が、女性タレントとの不倫を認め謝罪したことを受け、過去のブログ記事がSNS上で大きな話題となっています。2006年に投稿された記事で、玉木氏は「絶対に不倫をしない」といった政治家のあり方を自ら語っていたため、今回の不倫騒動は過去の自身の言葉に反する行為として「ブーメラン」だと指摘されています。
過去のブログで「不倫しない」と断言していた玉木代表
写真週刊誌FLASHが11日に報じた玉木代表の不倫疑惑。報道を受け、玉木代表は同日の記者会見で「おおむね事実」と認め、謝罪しました。 この騒動を受け、インターネット上で注目を集めているのが、玉木氏が2006年10月7日に自身のブログに投稿した「政党の品質保証」という記事です。
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この記事で玉木氏は、政党は政治理念や政策を共有する団体である以前に、「一定のクオリティ(品質)を満たした人の集団であるべき」と主張。そして、そのクオリティとして「絶対に、不正をしない。」「絶対に、不倫をしない。」といった例を挙げ、「政治家として有権者信頼に耐えうる集団であることを、自信をもって約束できる集団であるべき」と述べていました。 さらに「何も聖人君子である必要はありませんが、より高い倫理観を持った人の集団であるべき」とも記しています。
SNS上では「ブーメラン」の声多数
17年前の自身の発言と矛盾する今回の不倫報道。SNS上では「過去のブログがブーメランになっている」「まさにブーメランだ」といった声が多数上がっています。 一部のユーザーからは「8年前に投げたブーメラン刺さってもうた」「これは直球のブーメラン」といった皮肉なコメントも。
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玉木代表はブログ記事で、「今、有権者が求めているのは、社会保障制度の改革や財政改革などよりも、ひょっとすると、信頼できる政治家、政党の誕生なのかもしれません」とも述べ、「とにかく信頼される政治家になりたいと思います」と結んでいました。 今回の不倫騒動は、有権者からの信頼を大きく損なう結果となってしまったと言えるでしょう。 過去には「ハニートラップ」回避の経験を語るYouTube動画や、国民民主党が「ハニートラップ」対策を盛り込んだ法案修正を求めていたことも話題になり、今回の一件と合わせて「ブーメラン」として注目されています。 今後の玉木代表の政治活動、そして国民民主党への影響が注目されます。