李在明代表夫人、公職選挙法違反で有罪判決 今後の政治活動に影落とすか

韓国政界を揺るがす、共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表の妻、金恵京(キム・ヘギョン)氏に対する公職選挙法違反裁判。ついに1審判決が下され、罰金150万ウォン(約17万円)の有罪判決が言い渡されました。この判決は、今後の李代表の政治活動にも大きな影響を与える可能性があり、韓国国民の注目を集めています。

金恵京氏、法人カード不正使用疑惑で有罪判決

2021年の大統領選挙予備選挙期間中、金恵京氏は京畿道の法人カードを使って国会議員夫人らに食事を提供したとして起訴されていました。金氏側は秘書の独断による行為と主張していましたが、裁判所はこれを認めず、金氏と秘書の共謀による犯行と認定しました。

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裁判では、金氏が秘書に責任を転嫁しようとした態度や、選挙の公正性を損なう可能性が指摘されました。また、他にも複数回の食事提供や、秘書による法人カードの私的利用なども事実と認定されました。食費は決して高額ではなかったものの、公職にある者の配偶者として、そして大統領候補の妻として、その行動は国民の信頼を裏切るものであったと言えるでしょう。韓国の著名な政治アナリスト、パク・チョルス氏は「今回の判決は、政治家の倫理観が改めて問われる結果となった」と述べています。

控訴へ 今後の展開は?

金氏側は判決を不服として控訴する意向を示しています。もし大法院(最高裁判所)で100万ウォン以上の罰金刑が確定した場合、金氏は5年間選挙運動に関わることができなくなります。これは、李代表の今後の大統領選への出馬に大きな影を落とす可能性があります。

支援者の反応は?

今回の判決に対し、共に民主党支持者からは落胆の声が上がっています。一方、野党からは李代表の責任を問う声が強まっており、今後の政局はさらに混迷を深めることが予想されます。

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今後の裁判の行方、そして李代表の政治生命にどのような影響を与えるのか、引き続き注目が集まります。 jp24h.comでは、この事件の最新情報をお届けしていきます。