ウクライナが全面戦争の準備を整え非常事態宣言を発令する。全市民が武器を携行し、18歳以上の予備役招集を開始した。ロシア制裁を強めるよう世界各国に呼び掛けてもいる。
非常事態宣言発令へ 予備役の招集開始 ウクライナ
2/23(水) 20:03配信 時事通信
【イスタンブール時事】ウクライナ国家安全保障・国防会議は23日、非常事態宣言を発令する方針を決めた。
同会議のダニロフ書記が発表した。国会での承認を経て正式に発令される。ロシアが21日に東部の親ロシア派支配地域の独立を承認し、他の地域へも侵攻の脅威が高まっていることを受けた措置。
期間は30日間で延長も可能。親ロシア派武装勢力が活動する東部2州には既に発令されており、それ以外の地域が今回の宣言の対象となる。国会では、市民の武器携行を認める法案も審議されている。
ウクライナ軍は23日、18~60歳の市民の予備役招集を開始した。ゼレンスキー大統領は22日の演説で「招集命令を下した」と述べていた。
一方、クレバ外相は23日、ツイッターで「さらなる攻撃を止めるため、パートナーたちに一層の対ロシア制裁を科すよう呼び掛ける」と表明。「最初の断固たるステップが昨日行われた」と述べ、米欧が制裁に踏み切ったことに謝意を示した。
ウクライナ外務省は23日の声明で、ロシアに滞在する全てのウクライナ市民にロシアから直ちに退去するよう促した。
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ウクライナ侵攻を防ぐためには核が必要だった
黒井ロシアは既にウクライナ東部への侵攻を開始していると思われるが、首都キエフにまで迫りくるのも時間の問題だろう。東部との間に川があることからある程度の防衛は可能だが、それもいつまで持つかは分からない。
首都キエフ攻撃の可能性「極めて高い」 ウクライナ情勢で英外相
2/23(水) 20:05配信 時事通信
【ロンドン時事】トラス英外相は23日、ロシアがウクライナ全土への侵攻に乗り出し、首都キエフを攻撃する可能性が「極めて高い」との見方を示した。
スカイニューズとのインタビューで語った。
トラス氏はロシアがキエフへ進軍するか問われ、「それが彼(プーチン・ロシア大統領)の計画である可能性は極めて高い」と指摘。ロシア軍がウクライナ領内に入ったかどうかについては「状況は不明瞭で、完全な証拠はない」と述べるにとどめた。
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黒井ウクライナが核さえ放棄していなければ、ロシアはウクライナ侵攻を考えることもできなかったはず…というネットユーザーの意見が印象深かった。防衛とはすなわち攻撃であり、攻撃とは敵基地や敵の都市を直接破壊するための手段である。平和を叫んでいるだけではあっという間に国土を失ってしまうだろう。