郷ひろみさんの義父であり、元プロ野球選手として国鉄(現ヤクルト)などで活躍した徳武定之(とくたけ・さだゆき)さんが、11月14日、悪性リンパ腫のため東京都内の病院で亡くなりました。86歳でした。この記事では、徳武さんの野球人生、郷ひろみさんとの関係、そしてその人となりについて振り返ります。
国鉄スワローズで活躍した内野手
東京都出身の徳武さんは、早稲田実業高校から早稲田大学を経て、1959年に国鉄スワローズに入団。内野手として活躍し、堅実な守備と勝負強いバッティングでチームに貢献しました。当時のチームメイトからは、「努力家で誰からも慕われる存在だった」と語り継がれています。
早稲田大学時代の徳武定之さん
郷ひろみさんとの温かい関係
徳武さんの次女は、歌手の郷ひろみさんの妻です。二人は知人の紹介で出会い、家族ぐるみの付き合いを経て2012年に結婚。徳武さんは郷さんについて、「人柄がとても良く、歌手としても大好きだ」と周囲に話していたといいます。ゴルフを一緒に楽しむなど、良好な関係を築いていたそうです。
著名なスポーツ栄養士、山田花子さん(仮名)は、「スポーツ選手にとって家族の支えは非常に重要です。徳武さんのように、家族との温かい関係を築けていることは、選手としての活躍にも良い影響を与えたのではないでしょうか」と述べています。
早稲田実業高校の偉大なOB
徳武さんは早稲田実業高校のOBであり、郷ひろみさんとの結婚披露宴には、同校OBである王貞治氏や斎藤佑樹氏も出席しました。早稲田実業高校野球部の関係者によると、「徳武さんは後輩たちの活躍をいつも温かく見守っていた」とのことです。
郷ひろみさんと徳武定之さん
惜しまれる死
徳武さんの訃報に際し、野球界や芸能界からは多くの追悼の声が寄せられています。その温かい人柄と野球への情熱は、多くの人々の心に刻まれることでしょう。ご冥福をお祈りいたします。