薄熙来元重慶市党委書記の息子、薄瓜瓜氏が台湾出身の女性と結婚したというニュースが話題になっています。かつて中国政界の有力者であった薄熙来氏の失脚劇は記憶に新しいですが、その息子である瓜瓜氏の動向は常に注目を集めています。今回は、瓜瓜氏の結婚相手や披露宴の様子、今後の生活拠点などについて詳しく見ていきましょう。
薄瓜瓜氏、台湾で結婚披露宴
台湾メディアによると、薄瓜瓜氏と台湾出身の妻は11月23日、台湾北部の新竹市で結婚披露宴を開催しました。盛大な宴となったようですが、参列者や披露宴の詳細についてはまだ明らかになっていません。今後、夫婦は生活拠点であるカナダへ戻る見通しとのことです。
薄瓜瓜氏と父親の薄熙来氏
結婚相手は台湾出身の元病院経営者の孫娘
瓜瓜氏の妻は、台湾北東部・宜蘭県の元病院経営者の孫娘であることが分かっています。二人は米国留学中に知り合ったそうで、長年の交際を経て結婚に至ったと報じられています。台湾では、瓜瓜氏の結婚相手が台湾出身であることから、今後の中国と台湾の関係にどのような影響を与えるのか、関心を寄せる声も上がっています。
薄熙来氏の失脚劇と家族のその後
薄熙来氏は、かつて商務相や重慶市トップの党委書記を歴任し、次世代の指導者候補として注目を集めていました。しかし、2012年に習近平国家主席のライバルと目され失脚。収賄罪などで無期懲役の判決を受けました。妻の谷開来氏も故意殺人罪で有罪判決を受け、現在も服役中です。このような複雑な家庭環境の中で育った瓜瓜氏が、どのような人生を歩むのか、今後も注目が集まりそうです。
台湾当局の見解
台湾の対中政策を所管する大陸委員会は、瓜瓜氏の訪台について言及しています。報道官は記者会見で、瓜瓜氏は「他国で結婚した」と説明し、披露宴のために台湾を訪れたことを明らかにしました。瓜瓜氏の台湾滞在期間や目的については、詳細な情報は公開されていません。
今後の動向に注目
薄瓜瓜氏の結婚は、単なるプライベートな出来事にと留まらず、中国政界や台湾との関係にも影響を与える可能性があります。今後の瓜瓜氏の動向、そして薄家一族の未来に、引き続き注目していきましょう。