ミッキーマウスといえば、世界中で愛されるディズニーの象徴。そのミッキーに”激似”?なぬいぐるみが、税関で思わぬ注目を集めたというエピソードがX(旧Twitter)で話題になっています。今回は、その「偽ミッキー」騒動の真相に迫ります!
射的の景品がまさかの「偽ミッキー」!?
事の発端は、Xユーザーのs’さん(@sscrimess)が投稿した「偽ミッキー」の画像。そのクオリティの低さに、税関職員も思わず爆笑、そのまま通過させてしまったというのです。一体どんなぬいぐるみなのでしょうか?
ロシアのショッピングモールで射的の景品として獲得された「偽ミッキー」
s’さんによると、この「偽ミッキー」は2023年5月、ロシア・モスクワのショッピングモールで射的の景品として手に入れたものだそう。20個のコップを倒すとぬいぐるみがもらえるという射的ゲームで、数あるぬいぐるみの中から、この「偽ミッキー」を選んだといいます。
税関職員も爆笑!「偽ミッキー」の知られざる魅力
ロシアからの帰国ということで、税関検査は厳重に行われると思われたs’さん。カバンを開けると、すぐに「偽ミッキー」が目に飛び込んできたため、税関職員から「これ、なんですか?」と尋ねられたそうです。とっさに「偽ミッキーですね」と答えてしまったs’さん。日本の税関では偽造品の持ち込みが禁止されていることを思い出し、慌てたそうですが…
税関で話題になった「偽ミッキー」
そのクオリティがあまりにも低かったため、職員は思わず爆笑。隣の職員を呼んで確認するも、二人で大笑いした後、「大丈夫です。お通りください」と通してくれたといいます。
「ミッキーとは何だったのか…」 偽物だからこそ生まれる愛着
この「偽ミッキー」の画像がXで拡散されると、「言われないと分からない」「どこらへんにミッキー要素が…?」「オンリーワンすぎる」といったコメントが殺到。s’さん自身も、「ミッキーほどの可愛さはないものの、思い出深いぬいぐるみ」と語っており、現在も自宅に飾っているそうです。
食品偽装や模倣品問題など、偽物に対する風当たりが強い昨今。しかし、この「偽ミッキー」は、本物とは違う魅力で人々を惹きつけているようです。「偽物」だからこそ生まれる愛着やユーモアもあるのかもしれません。著名なキャラクターグッズの模倣品問題に詳しいA氏(仮名)は、「今回のケースは、あまりにも特徴がかけ離れていたため、税関職員もユーモアとして受け取った可能性が高い。しかし、著作権侵害の観点からは、許容されるべきではない」と指摘しています。
まとめ:世界に一つだけの「偽ミッキー」
今回の「偽ミッキー」騒動は、私たちに「本物とは何か」「偽物とは何か」を改めて考えさせる出来事となりました。s’さんにとって、この「偽ミッキー」は、ロシア旅行の思い出が詰まった、世界に一つだけの宝物となっていることでしょう。