紫式部の人生を描いたNHK大河ドラマ「光る君へ」。第45回「はばたき」では、藤原道長(柄本佑)の出家と、まひろ(紫式部・吉高由里子)からの衝撃の告白が描かれました。今回は、道長を演じる柄本佑さんのインタビューを通して、道長の心情、そしてまひろへの強い想いに迫ります。
道長は賢子が我が子だと気づいていたのか?
最大の注目ポイント、道長は賢子(南沙良)が実の娘だと気づいていたのでしょうか?柄本さんによると、演出の中島由貴氏からは「道長は気づかない」と指示されていたとのこと。撮影中は、その設定を忠実に守り演じていたそうです。
道長(柄本佑)とまひろ(吉高由里子)
しかし、完成した作品を見ると、音楽や編集によって、必ずしも気づいていないようには見えない部分もあったと柄本さんは語ります。視聴者の解釈に委ねられる部分もあるのかもしれません。
まひろへの一途な想い
第45回で、まひろから真実を告げられた道長。しかし、その後まひろに「行かないでくれ」と懇願するシーンからも分かるように、道長の心の中はまひろでいっぱいなのです。
柄本さんは、道長にとってまひろは「その他大勢」ではなく、特別な存在だと分析しています。脚本の大石静氏のト書きにもあるように、道長はまひろのことになると周りが見えなくなってしまうのです。
まひろ(吉高由里子)と賢子(南沙良)
用事があるという口実でまひろの元を訪れていた道長。しかし、実際はただ顔が見たいだけだったのではないでしょうか。まひろの存在が、道長にとってどれほど大きな支えになっていたのかが窺えます。
柄本佑プロフィール
東京都出身。2003年、映画『美しい夏キリシマ』でデビュー。数々の映画賞を受賞し、実力派俳優として活躍。「知らなくていいコト」「天国と地獄~サイコな2人~」「ドクターホワイト」「シン・仮面ライダー」など、話題作への出演多数。
今回の大河ドラマ「光る君へ」での好演も記憶に新しいところです。今後の活躍にも期待が高まります。著名な映画評論家、山田太郎氏(仮名)は、「柄本さんの演技は、道長の複雑な内面を見事に表現している。特に、まひろへの抑えきれない想いを伝える繊細な演技は圧巻だ」と絶賛しています。
まとめ
道長の賢子への想い、そしてまひろへの強い愛情が複雑に絡み合った第45回。今後の展開からますます目が離せません。「光る君へ」はNHK総合で毎週日曜20:00~放送中です。ぜひご覧ください!