タレントのヒロミ(59)が都内で27日、CCO(最高顧客責任者)を務める電動工具ブランド「HiKOKI(ハイコーキ)」の職人応援プロジェクト「HiKOKI BUILDER’S SPIRIT PROJECT」発表会に出席。「日本の職人応援隊長」を拝命し、今と昔の仕事の違いなどを職人たちとトークした。
テレビではDIYやリフォームですっかりおなじみのヒロミ。現場の職人は、その姿をどう見ているのか? ベテラン大工の備海(びんかい)さん(57)は「正直、最初の頃は見るたびにヒヤヒヤ。〝これは俺でもできるよ〟みたいな感じで見てた」という。だが、「継続してやってるのを見てた時に、〝ちょっと自分にはこういうふうにやろうってのは思いつかなかったなぁ〟っていうところからヒロミさんの見方が変わってきて。(中略)今では敬意を表してます」
ヒロミ自身はこんなエピソードを明かした。
「家の近所で家を建ててる人がいて、ママと散歩してたら、そこの職人さんが多分、テレビで俺のリフォーム(番組)のオンエアした後だったんだと思うんですけど、『あのヒロミがさ~、あんな1日でパパッってやっちゃうから、コッチは大変だよ』っていう、テレビを見た文句を、結構な声で言ってて…」
そこを通り過ぎる時、妻の松本伊代が「パパ、なんかパパのことずっと言ってるよ」と教えてくれ、気付いたそう。「その現場に行って、『ごめんね』って言ったらすごく驚いてました」と当時を振り返るヒロミ。「そういうの見てくれて、そうやって言ってくれてるのもうれしかったですけどね。でも仲良くなりましたけど」とのことだ。
東スポWEB